
30年前に初めてシルクスクリーンを知ったころ、色が重なり合って写真を再現するのに魅せられた記憶があります。仕事を始めてからも、色の掛け合わせに限りない喜びを感じてきました。
そこで今回、僕が大いなる宇宙を感じる網点の世界にトライします。たとえばドットの中に網点があって、そのドットもまた網点でできていて、そのドットもまた網点で……と、どんどん入り込んでいく「ミクロの決死圏」のような世界とか。特色の印刷としか見えないものが、実はCMYKの掛け合わせからできていたとか。リキテンシュタインが絵具を塗り込めて作品を描いたように、僕も網点を積み上げて作品をつくってみたい。どうやったら実現できるのか、楽しみながら挑戦してみたいと思います。
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