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JDNの人気コンテンツ「桐山登士樹の注目デザイン&デザイナー」でもご紹介した、プロダクトデザイナー、梅田弘樹氏。フィンランドで活動する梅田氏が、ヘルシンキ芸術デザイン大学(UIAH)の協力のもと、現地の友人である5人の家具デザイナーと共にグループ展を開催しました。(参加メンバー:Sanna Bruun, Jorund Ek, Salla Eskola, Franziska Holzmann, 三宅有洋, 梅田弘樹)
(2001年11月16日〜11月28日/東京・原宿 VERSIONギャラリー)
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ブームといえる程の注目を集め始めた北欧デザイン。気鋭のプロダクトデザイナー・梅田弘樹氏は、4年前にフィンランドへ留学して以来、主にヘルシンキを拠点に精力的な活動を展開しています。 今回の展覧会のためにフィンランドより一時帰国した梅田氏に、お話を伺いました。 Q.そもそもフィンランドに行かれたきっかけは? A.イッタラ社のガラス製品、アラビア社のセラミック、アアルトをはじめとする現代建築などのデザインに、共感を覚えたのがきっかけです。以来フィンランドという国に対する興味が時を経るほどに高じて、ついに4年前、ヘルシンキ芸術デザイン大学にNon-Degree Studentというステイタスで入学しました。今は大学には在籍していませんが、幸運な事にまだ現地で活動を続けています。 Q.梅田さんが惹かれたフィンランドデザインの魅力は何ですか? A.押し付けがましくないところ。生活に自然に溶け込むシンプルさ。素材や生産技術、使い勝手などに対する深い洞察に基づいたかたち。そしてわずかに垣間見られる反骨精神、といったところでしょうか。また、このような気風を生み出した環境も重要だと思っています。 東京やミラノなどの大都市とは違い、ヘルシンキではデザインシーンの最先端の情報が生で得にくい反面、表層的な流行に影響を受けず、本質的な価値を見つめるための心の余裕が保ち易いように思えます。 Q.今回のMIKSEI展について簡単に説明を A.目的は大きく分けて2つ。ひとつは、フィンランドの若手デザイナーが、今どんな事を考えているのかを、日本の人達になるべく広く知ってもらう事です。シンプル、合理主義、機能主義…といった、いわゆる「北欧デザイン」の伝統・基本は、今回出展している他のメンバーの作品からも感じられると思います。ただそれだけではなく、その延長上にこそ、使う人の心をさりげなく和ませる「新たな価値」が表現できるはずです。今回の展覧会では、そういう私たちのメッセージを、日本の皆さんに向けて発信したつもりです。 もちろんもう一つの目的として、商品化のきっかけを掴む、という事があります。これもメンバー一同の大きな望みです。 Q.今回梅田さんが出品したものは、セラミック製品ばかりですが A.特にセラミックにこだわっているわけではありません。照明器具や花器など、他の素材を使ったものもいくつかアイデアのストックがあります。今後も素材にしばられずに、製品のデザインをして行きたいと思っています。 ただ、素材としてのセラミックは、製造の全工程が把握でき、造形の制約、自由さの度合いが自分の感覚に合っているかな、とは感じています。 Q.今後の予定などをお聞かせください A.当面はヘルシンキで活動することになるでしょうが、今後の仕事の展開次第で変わるかも知れませんね。作品の日本での商品化という話が現実的になって、頻繁に行き来できる体制になったらいいな、とは思っています。
NEWS! ジャパンデザインネットでは、梅田弘樹氏による北欧・フィンランドの連載デザインリポートを準備中です。ご期待ください。 |
![]() “MIKSEI”展 会場 ![]() Gerbera (キャンドルスタンド) D : 梅田弘樹 背の低いキャンドルを入れる事により、 テーブル上に放射状に光がこぼれる。 ![]()
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![]() Eclipse (ティー・コーヒーセット) D : 梅田弘樹 |
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ソーサーの中央のカップが当たる部分が、三日月状になっている事がポイント。 カップをソーサーの端に置いて、空いた部分にケーキを置ける。 | |||||||||||||
![]() 梅田弘樹氏 |
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