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<JDN> <REPORT> <JDN リポート>
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第2会場のアクシスギャラリーアネックスは、一転して白い空間。プロダクトやパネルなどで、デザインワークが展示された。


入り口右側に展示されたのは「ISSEY MIYAKE AOYAMAのウィンドウディスプレイ(1998)」。羽毛をファンで舞い上がらせ、夏に雪が降るイメージを作ったこのディスプレイは、各所で模倣されるほどの評判となった。吉岡自身をも大きく羽ばたかせる事となった作品ともいえるだろう。


第2会場では、いくつかのプロダクト製品も展示された。ヤマギワより発売されたばかりの照明器具「ToFU」。もちろんその名は「豆腐」に由来する。日本料理のように仕込みの段階で手をかけ、完成した造型は極めてシンプルで力強い。光そのもののデザインを目指したプロダクト。
また、磁石の反発によって座面が宙に浮き、クッションとなる実験段階の椅子「磁石椅子」も展示された。驚きを形にする、という吉岡のデザイン手法が見て取れる。

「Haat AOYAMA(2001)」も、雑誌などで数多く紹介された近作。「光そのもので空間をつくる」というこのブティックは、700個のLEDが人感センサーに反応して、1670万色に変化する。

写真パネルの「古い蔵の構造体を残し、新しい建築をつくる(1999〜2000)」は、蔵を移築して吉岡のオフィスとしたワーク。

吉岡の桑沢デザイン研究所時代の作品として「テレビ電話モデル(1986)」「裸にされた懐中電灯(1986)」の2点も展示された。デザインを目指す学生からも注目を集めている吉岡だけに、学生時代の作品は若い人にとっても刺激的ではなかっただろうか。

「A-POC AOYAMA(2000)」。一体成型により作られているA-POCのコンセプトを強調するために、一体成型のBMWの部品・エキゾーストパネルで空間を覆った。


この展覧会は、アクシスの20周年記念事業の一環として位置付けられた。AXIS誌は、吉岡をカバー写真に起用した2001年9-10月号より、本文のフォントを含めて誌面刷新している。東京のデザインシーンに多大な影響を与えてきたAXISが、新世紀にあたってこれだけ大規模に吉岡を取り上げた事は興味深い。

「ToFU」をはじめとするプロダクトデザインをあげるまでもなく、空間デザインに留まらずに活動のフィールドを広げ始めた吉岡徳仁。来年のミラノサローネでは新しい照明も発表される予定。ますますその活動は注目される。


吉岡徳仁
1967年生まれ。86年桑沢デザイン研究所卒業後、倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学ぶ。92年よりフリーランスとして活動、2000年吉岡徳仁デザイン事務所設立。代表作品は「A-poc AOYAMA」、「Issey Miyake」、「Haat」ショップデザイン、「NTT-X」オフィスデザイン、「Issey Miyake Making Things」展(パリ、ニューヨーク、東京)会場デザイン、「六本木66計画」森ビルインフォメーションセンター(2001.10月竣工予定)設計など。コンセプチュアルかつ実験的なデザイン、また、ガラス、アルミ、ダイオードをはじめとする素材の斬新な使い方が海外でも高い評価を得ている。94年、96年 CS Design Award金賞、97年 JCD Design Award大賞、2000年 ID Award受賞(International Design Magazine)、2001年 A&W Award-The Coming Designer for the Future賞他多くの賞を受賞。



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第2会場
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ISSEY MIYAKE AOYAMA
ウィンドウディスプレイ

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奥に「ToFU」と「磁石椅子」
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Haat AOYAMA
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蔵移築のパネル、桑沢時代の作品
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A-POC AOYAMAのエキゾーストパネル
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アクシスビル前にて

※オマケ
実際の「NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE」。同じく六本木にあるので、覗いてきました。
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六本木通りから見た外観。写真では分かりにくいですが、内部の映像が斜めに起き上がって見えるので、ちょっとビックリします。
内部です。書店(青山ブックセンター)とカフェ以外は、何も無い空間が広がっており、その床全面に映像作品が投影されます。親子連れの子供が喜んでいました。
ムービー:2.9MB
 

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