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<JDN> <REPORT> <JDN リポート>
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clear.gif 東京デザイナーズウィーク、東京デザイナーズブロックなど、デザイン関連の大きなイベントが相次いだ10月の東京。六本木・アクシスビルでは、空間デザイナー・吉岡徳仁の個展が開催された。吉岡にとって初の個展となる「吉岡徳仁デザイン展 Xperiment ─ 実験」。実験的なデザイン手法が注目を集めている吉岡徳仁。そのデザインに対する考え方の一端を現す展覧会となった。
(01年10月3日〜19日/東京・アクシスギャラリー、アクシスギャラリーアネックス)
取材協力:アクシス
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改めて紹介するまでも無いのかも知れないが、空間デザイナー・吉岡徳仁の、ここ数年の活躍には目覚しいものがある。最近のデザイン雑誌を見ただけでも、Casa BRUTUS誌「未来都市が映し出すものは? ZONE」(11月号)、Pen誌「“マテリアルボーイ”が仕込みにこだわり、光そのものをデザインした照明。 ToFU」(11/1号)、confort誌「コンセプトから導き出す素材 吉岡徳仁のデザインワーク」(4月号)、新建築誌「素材の構築 ──TAKEO PAPER SHOW 2001から 会場構成 吉岡徳仁」(6月号)、そしてもちろんAXIS誌「カバーインタビュー 吉岡徳仁」(9-10月号)…

その吉岡徳仁のデザインワークを一覧する待望の個展が、六本木・アクシスギャラリーにて開催された。吉岡自身、初の個展となった今回のエキシビジョンのタイトルは、「吉岡徳仁デザイン展 Xperiment ─ 実験」。規制の概念にとらわれることなく、実験的な手法を重ねて現在の境地を切り開いた吉岡のデザインプロセスを現している。

会場は、六本木アクシスビルの4階。アクシスギャラリーとアクシスギャラリーアネックスの2つのギャラリーを使い、幅広く吉岡のデザインワークを考察する、という趣向となっている。


第1会場のアクシスギャラリーに入ると、映像やスポットライトの光以外は、ほぼ暗黒。特殊フィルムを貼ったガラスに映像を投影させることにより、映像ごしに作品が見え隠れする手法である。第1会場全体が吉岡のインスタレーションと位置付けられており、過去に同会場にて「モーショングラフィックス'98(1998)」などの会場構成を手掛けた吉岡にとっては、お手のものの演出といえるだろう。
ベルリン・ヴィトラ・デザイン美術館での「A-POC MAKING ISSEY MIYAKE & DAI FUJIWARA」展の模様などが、透過性のスクリーンで上映され、会場イメージを効果的に演出していた。


入ってすぐの場所で紹介されていたのは「ロボット・ミーム展(2001)」。12/1から日本科学未来館(東京・青海)で開催される展覧会の、会場構成モデルだ。会場模型を囲むように、人体を型どった透明パネルが展示されており、別コーナーの映像がパネルに反射して怪しい光を放っている。実際の展覧会では500枚の透明パネルを用いて、ロボットと人間の新たな関係を見つめ直す展覧会が象徴される。

右奥には「NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE(2001)」の模型。六本木6丁目地区の巨大再開発の中核を担う、森ビルのプロジェクト「六本木ヒルズ」の先駆けプロジェクトで、10/10に六本木通りと旧テレビ朝日の交差点近くにオープンしたばかり。外壁の特殊ガラス(オプティカル・イリュージョンガラス)を通して道路側からみると、床に投影された映像が斜めに立ち上がって見える。

中央には、お馴染みとなった‘飛び跳ねる服 「Jumping」’。人が近くを通る事により、センサー仕掛けで衣服がジャンピングする、というユニークな手法だ。三宅一生の創作活動を結集した「ISSEY MIYAKE MAKING THINGS(1998〜2000)」展において、衣服の持つ機能やプロセスを「動き」によって表現したもので、カルティエ現代美術財団(パリ)、エースギャラリー(NY)、東京都現代美術館(東京)で巡回開催された。今回の会場では、2着が楽しく跳ねて踊っていた。


中央奥には「A-POC OSAKA(2001)」。インジェクション成型(*)された巨大なポリカーボネイト部品で全体を覆ったショップ。こちらも、10/5にオープンしたばかりの新作だ。

* インジェクション成型
射出成型。金型に高圧で溶かしたプラスチックを押し出して成型する方法)


左側の奥には「アウディーのためのプレゼンテーションプラン(2001)」。アウディ車の多くがアルミニウムのパーツを用いていることから、アルミを使って存在感のある空間を提案したプラン。700度で溶かされた液体アルミを吹き付ける手法を提案している。

その隣には「インターネットカフェ プレゼンテーションプラン(2001)」LEDで作られた膜が天井を覆い、「情報」が空間を構成するプラン。吉岡は、銀座の日産ショールームのリニューアルプランにも、ピルのファサードをLEDの情報で覆い尽くす、というプランを提案している。模型の横には実際のLEDに文字が流れる装置も置かれてあった。



01
第1会場
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02
ロボット・ミーム展 模型
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03
ロボット・ミーム展
人体を型どった透明パネル

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11
背後の映像が当たる会場
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05
NEW TOKYO LIFE STYLE ROPPONGI THINK ZONE
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04
ISSEY MIYAKE MAKING THINGS
Jumping

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10
A-POC OSAKA
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06
アウディーのためのプレゼンテーションプラン
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07

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09
インターネットカフェ プレゼンテーションプラン
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08

 

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