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NO.15 都内・アーティスト来日編(後編)【特別編】
  UP DATE : 06.12.20  EEA21 : 横澤悦孝  


 


この春から旅先で出逢った人とアートの画像を見ながら想い起し、感じたことを勝手気ままな文章にしましたが、今週は、この一年の反省と来年への期待を胸にお届けする12月のリポート。特別編というか総集編ということで…
No.2で取り上げた3月5日〜3月10日メルボルンでの“One Coin at a Time”のトライアル。 私の友人でEEA21の代表をお願いしているスイス出身のデザイナー/パフォーマンスアーティスト、Markuz Wernli(マカス・ベルンリ)と先週末、食事&ミーティングをすることに。
No.11でもご案内した京都造形芸術大学、大阪心斎橋に続いて、先月は、公立はこだて未来大学でもプロジェクトの研究発表をできるシンポジウムが開催されたそうです。

彼が京都の街を舞台に試みた「いらっしゃいませ : あなたの忙しい毎日に小さな変化をART PROJECT:At Your Service:Daily Creative Treatments」。あらためてご説明しますと、現代人の生活は、真面目過ぎて余裕にかけると感じた彼が、日常生活に遊び心をもたせるために発案したのがこのプロジェクト。いつもとはちょっと違った方向から自分たちの日常を観てもろおう…というわけです。

盲人用点字ブロックの上にコインを乗せる“One Coin at a Time”を含めた6種のサービスを用意しました。なかでも私が注目したのは、I Love ゴミの日。収集場所でゴミ袋ひとつひとつに「感謝と愛情」を表したシートをのりづけするパフォーマンス、折しも京都市が家庭ごみ収集における有料指定袋制を10月1日から実施、道行く人たちも高い関心を示したようです。そもそも市政によるゴミ減量と分別・リサイクルを一層促進するためのきっかけづくりがこの有料化。とはいえ、粗大ゴミや家電の不法投棄の問題なども含め、もしゴミを忌み嫌うのではなく、「好き」になることができれば、社会も変わるのでは?アーティストならではのユーモアのある提案をしたのですが、頭のカタイ人にはご理解いただけなかったかもしれません。 【 写真 1〜4 】


この日は私の友人Philippe Grauを交えたミーティング。フランス人とスイス人と日本人が、英語と日本語を混ぜた妙な言語で、交わすやりとり。内容は京都文化博物館での展覧会の打ち合わせです。そういえば夏に続き、出品していただくテキスタイルアーティスト、Elaine Sale氏(No.5でご紹介)の作品はこちら。この作品。馬の顔に使われたワインコルクなど、23の部品すべて廃材を用いたリサイクル工芸です。 【 写真 5 】


今多さんからニューヨーク経由作品も先週に引き続きご紹介します。コロンビアのSandra Vergara(サンドラ ベルガラ)氏の油彩、タイトルは “Green and Red”。スペインからは、Silvia Franco(シルビア フランコ)氏の“Wave II” モノトーンで、一見不気味で迫力のある画面、技法はアクアチントです。Yee Mee Lee(イー ミー リー)氏は中国のご出身ですが、現在はアメリカ国籍在住。“Ronda, Spain” はスペインの風景を描いた鉛筆画です。そしてJacques Moiroud氏の“The Upper West Side”。クラシカルで味のある雰囲気、リノカットならではといったところ。
【 写真 6〜9 】




*クリックすると、拡大画像をご覧頂けます


Markuz Wernli&Philippe Grau
【 1 】 Markuz Wernli&Philippe Grau
マカスのレクチャー風景
【 2 】 マカスのレクチャー風景
マカスのレクチャー風景
【 3 】 マカスのレクチャー風景
はこだて未来大学
【 4 】 はこだて未来大学
ELAINE SALE
【 5 】 ELAINE SALE
Green and Red / Sandra Vergara 【 6 】 
Wave II / Silvia Franco 【 7 】 
Ronda, Spain / Yee Mee Lee 【 8 】 
The Upper West Side / Jacques Moiroud 【 9 】 



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