この春から旅先で出逢った人とアートの画像を見ながら想い起し、感じたことを勝手気ままな文章にしましたが、今週は、この一年の反省と来年への期待を胸にお届けする12月のリポート。特別編というか総集編ということで… No.2で取り上げた3月5日〜3月10日メルボルンでの“One Coin at a Time”のトライアル。
私の友人でEEA21の代表をお願いしているスイス出身のデザイナー/パフォーマンスアーティスト、Markuz Wernli(マカス・ベルンリ)と先週末、食事&ミーティングをすることに。 No.11でもご案内した京都造形芸術大学、大阪心斎橋に続いて、先月は、公立はこだて未来大学でもプロジェクトの研究発表をできるシンポジウムが開催されたそうです。
彼が京都の街を舞台に試みた「いらっしゃいませ : あなたの忙しい毎日に小さな変化をART PROJECT:At Your Service:Daily Creative Treatments」。あらためてご説明しますと、現代人の生活は、真面目過ぎて余裕にかけると感じた彼が、日常生活に遊び心をもたせるために発案したのがこのプロジェクト。いつもとはちょっと違った方向から自分たちの日常を観てもろおう…というわけです。
盲人用点字ブロックの上にコインを乗せる“One Coin at a Time”を含めた6種のサービスを用意しました。なかでも私が注目したのは、I Love ゴミの日。収集場所でゴミ袋ひとつひとつに「感謝と愛情」を表したシートをのりづけするパフォーマンス、折しも京都市が家庭ごみ収集における有料指定袋制を10月1日から実施、道行く人たちも高い関心を示したようです。そもそも市政によるゴミ減量と分別・リサイクルを一層促進するためのきっかけづくりがこの有料化。とはいえ、粗大ゴミや家電の不法投棄の問題なども含め、もしゴミを忌み嫌うのではなく、「好き」になることができれば、社会も変わるのでは?アーティストならではのユーモアのある提案をしたのですが、頭のカタイ人にはご理解いただけなかったかもしれません。 【 写真 1〜4 】