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SEIKO / NS Concept Watch Client: Naoki Sakai, SEIKO Brightz Ananta
計る、測る、量る… かつて計測計量は、誰もが持つべき技術であった。歩幅で距離を測る。太陽の位置で時間を計る。器で穀物を量る。やがて精度を求めて私たちの身の回りには魅力的な計量機器があふれるようになった。天秤、気象計、測距計、ジャイロ、そして時計。高い精度の装置が発する独特の魅力は、確かに私たちを魅了した。
しかしそれらの装置も、今や姿を消つつある。ネットを通じて気温を知り、ディスプレイを通じて時間を知り、カタログを通じて大きさや重さを知る。 計量された1次情報を目にする機会はほとんどなくなり、誰がどうやって測ったかさえ、知る必要もない世界に私たちは来てしまった。
そう言う時代にあって、改めて「はかる」ことの魅力を伝えてくれる腕時計の登場である。そのむやみに複雑な、しかしなお、整然としたスタイルは、表示するためではなく、計測のためのものである。
|コンセプト:坂井直樹|文章:山中俊治|写真:岩井賢志|
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