モンテカティーニ テルメ 2000年プロジェクト 「水のかたち」
インスタレーション
発表年:1999年〜2000年
クライアント:モンテカティーニ テルメ市役所
●イタリア、トスカーナ地方の、飲泉保養地として知られるモンテカティーニ テルメ市のための西暦2000年を祝うインスタレーションのプロジェクトは町のシンボルともいえる「水」をテーマにしている。そして、その「流れ」により未来を投影する。
1. “光の川と渦”
町の様々な地点から湧き出る青と緑の光の川がしだいに大きな流れとなり、町中心の広場で大きな光の渦となる。これは、町を歩く人々に光る水面下を歩くような錯覚を与える。イルミネーションの単一エレメントは具象的な形を持たず、自在に川幅を増減できるため、地理的に不利なゾーンや見捨てられた部分に光の量を増したり、切り離された地域まで継続させることにより人の流れを導き、町全体と繋ぎあわせたり補強する、イメージの運河的な作用を持つ。
2.“仮設モニュメント 雫の花”
より強いインパクトを与えるための仮設モニュメント。三重の雫型の光るモニュメントは、町のサロンである中央の広場と玄関口にあたるモンテカティーニ テルメ駅前に設置される。そして、大晦日の光の雫の花を開く。
photo:David Zanardi |