
|

|
森と別荘のある家
若い夫婦のための住宅。敷地はどこにでもあるような住宅街の一角にある。自分の家の庭に、大きなイチョウの木やケヤキの木があるのはきっと気持ちがいい。大木をたくさん植えるためになるべく小さなプランで、なるべく高い家にした。六畳くらいの大きさで、11階建。工レヘータはない。住宅のスケールでは、家の中に遠くて普段は行かないところはなかなかないから、そういう遠い場所かあったらいいと思った。日常生活は、下のほうの階で完結できる。たまに、気が向いたときに、登りたいところまで登る。上のほうの階には、植物のあるバルコニーや書斎、すごく天井が高くて見晴らしのいいもう1つの風呂や寝室がある。大木をいろんな高さで眺めて暮らす。上のほうの階は、たまに行く別荘のような感じ。ただ、どこからどこか別荘で、どこからどこが普段生活する家というわけではない。なんとなく、気分によって決まる。
|