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パーソナルアーキテクチャー
(銀座松屋デザインギャラリー真田岳彦展へのコメント)
身体/構造の開放
パーソナルアーキテクチャーとは、より個人的に還元された建物、もしくは外部からのプロテクターとは、建物という物に換言された衣服(皮膚)であるという考えに立脚しています。
現在の事実としての環境汚染、破壊、暴力、民族問題。という外的問題からのプロテクターとは、頑強な塀を築くことではなく、もしかしたら自分自身の生存の場というもの:身体:生命:というものを問い直し、考えることによって糸口をみいだせるかもしれないと考えます。それは、破壊/環境/暴力という外的間題からプロテクトするのでも、存在/命そのものを囲い守ることでもなく、むしろ外部へ開放すること、存在物共通の外部空間へ自分自身を開放することから始まるであろうと考えます。
20世紀の社会がもたらした外的問題は、環境/生物/命という白分自身と連鎖する構造(Architecture/アーキテクチャー)を持っています。
外部からのプロテクター、もしくは個人的に還元された建物とは、生物の皮膚を換言したことであリ、個人的な身体を包む囲いとしてあリます。その囲いを開放するということは、表皮/衣/巣/建築/都市/社会/生命を開放することに繋がるかもしれないと考えます。それは、産葉革命以後、追い求めてきた物的価値の開放ではなく、最も私的(Personal バーソナル)な、思想/精神的解放ではないでしょうか。
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