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ウェブ スカイドア 現代篇
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1942
  東京都生まれ
1968
  東京芸術大学大学院美術学部油画科 修了


個展(企画展)
1985
  紀伊国屋画廊/東京・新宿/-坂崎乙郎氏企画-
1988
  浦和ガロ/埼玉・浦和
1992
  ギャラリーイセヨシ/東京・銀座
1993
  巷房/東京・銀座/-版画展-
紀伊国屋画廊/東京・新宿/-宝木範義氏企画-
1995
  巷房/東京・銀座/-水彩画展-
1996
  OOZY FACE/アスクエア神田ギャラリー/東京・神田
1997
  OOZY FACE/アスクエア神田ギャラリー/東京・神田
1998
  アスクエア神田ギャラリー/東京・神田/10月
1998
  アスクエア神田ギャラリー/東京・神田/10月
巷房/東京・銀座/12月
2000
  象から顔まで/スカイドア・アートプレイス/東京・青山
2001
  巷房/東京・銀座/-水彩画展- 3-4月


[ グループ展 ]
1966
  新制作展/東京都美術館(東京・上野)〜' 68年まで出品
1969
  立軌会展招待出品〜' 71年まで出品
1974
  立軌会会員となる。以後現在まで毎年出品
1979
  6人の' 79−' 81展/' 77ギャラリー(東京・銀座)/有元利夫・奥山民枝他
1983
  世田谷美術展/世田谷美術館(東京・砧)。以後現在まで毎年出品)
1986
  第29回安井賞展/西武美術館(東京・池袋)
第16回日本国際美術展/東京都美術館(東京・上野)
1988
  3人展(谷口幸三郎・橋本真之・黒田悠子)/ギャラリー21(東京・銀座)
第1回アクリラート展/O美術館(東京・大崎)
1991
  現代の視覚 ' 91展/有楽町アートフォーラム(東京・有楽町)他
1992
  フォルム ' 92展/日動画廊(東京・銀座)
1993
  現代の視覚 ' 93展/有楽町アートフォーラム(東京・有楽町)他
1994
  語らえる形彩(上野茂都・黒田悠子)/ギャラリーイセヨシ(東京・銀座)
1997
  W黒田展(黒田 寛・黒田悠子)-清水哲朗氏企画-/黒田リビング(東京・両国)


[ パブリックコレクション ]
サーカス/岐阜市市民文化センター
「Ring ring circus」/日建設計「中瀬土質研究所」に設置
「個と固有」/世田谷美術館

有象無象
1986年

ciao ITALIA
1989年

OOZY FACE
1996年

OOZY FACE
1997年

OOZY FACE
1997年

無題
1998年

connection-b
2000年

空天-赤
2002年
黒田悠子

黒田悠子の象

画家の活動は1966年に始まっている。芸大を出て、新制作展や立軌会展に数回だ している。初個展は1985年だ。そのときは、もう象の絵だった。「もう」と書い たのは、黒田にとって「象」は長く取り組んでいるモチーフだからだ。85年頃には、 かなりその象の形に手応えをもっていたと思う。 黒田の象がどこからきたのか。それはともかく、象に見られる荘厳な感じはなく、ど ちらかといえばユーモラスな風情をもっている象が多かった。擬人化されているよう に立ち上がっているものや、モデルのようにしっかりとポーズをとっているものがい た。それらは、凶暴な表情はけっして見せず、のどかにふんわりとカンバスのうえに 座っていた。 黒田にとって、象は一種の自画像なのかもしれない。繰り返し描ける形、生物でなく 何か生きている形象として、象は画家にとって自分の気持ちと時間を投影できる、欠 くことのできないモチーフとなっていった。 しばらくして、黒田は水彩による顔のシリーズを手掛けるようになる。輪郭がにじみ、 明るい色彩で描かれた顔は特定の誰かを示しているのでなく、やはり画家の自画像と いえるものだろう。象の時よりもその顔のシリーズは水彩のせいか力が抜け、自由な 趣があった。しかし、近年また黒田は象に帰ろうとしている。顔はあまりに自由が過 ぎたのかもしれない。 象というモチーフは、画家黒田があるペースをもって確実に仕事をしてゆく手応えを 見せてくれるものだ。「マイペース」、黒田の象はゆっくりと確かな歩みを今も続け ている。)

〜 三上豊/和光大学教授


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