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 ウェブスカイドア 現代篇
 





[ 個展 ]
1997
  「不確定性正方形」
コスタリング/メイヤーギャラリー(ドイツ、ミュンヘン)
1998 
  「真青な風景」
シティギャラリー(大阪)
2000
  「青い不確定性正方形」
LAアートコア・ブリューリー・アネックス( ロサンゼルス)
2000
  「 Deep Blue Scenery」
カスヤの森現代美術館(横須賀)
2000
  「 Deep Blue Scenery」
明星大学青梅ギャラリー(東京)
2001 
  「真青な風景--不確定性正方形」
ギャラリー現(東京)
2003
  「真青な風景」
LAアートコア・ブリューリ・アネックス(ロサンゼルス)
2003
  「真青な風景--不確定性正方形」
ギャラリー現(東京)
2003
  「倉重光則展」
伊丹市立美術館(兵庫)
2003
  「青い浸蝕・倉重光則展--青の欲動」
神奈川県民ホールギャラリー(横浜)


[ 主なグループ展 ]
1970
  「APPLE IN SPACE:Iron Room」
アメリカ文化センター(東京)
1979 
  「今日の作家展’79」
横浜市民ギャラリー(横浜)
1981 
  「第2回ハラアニュアル」
原美術館(東京)
< KATIA / PISARO >
1985 
  「現代彫刻の歩み--木の造型」
神奈川県民ホー1981
「第2回ハラアニュアル」
原美術館(東京)
1985
  「現代美術の展望--変貌するイマジネーション」
福岡県立美術館(福岡)
1992  
  「神奈川アート・アニュアル’92」
神奈川県民ホールギャラリー(横浜)
1994
  「矩形の森--思考するグリッド」
埼玉県立近代美術館(浦和)
1999
  「artist's」D.O.G KUNST
(ドイツ、ノイマーク)
1999 
  「LUSH LI FE」
ギャラリー12 P.M(ドイツ、ミュンヘン)
2001 
  「現代美術の手法6--光とその表現展」
練馬区立美術館(東京)
2002
  「OVER TONE-美術における第四次元・日米作家展」
神奈川県民ホールギャラリー、神奈川)
2002 
  「都会のロビンソン--日独現代美術家展」
C・スクエア(名古屋)
2002
  「Memorabilia」
ゴライアス・ヴィジュアル・スペース(ニューヨーク)
2003
  「九州力―世界美術としての九州」
熊本現代美術館(熊 本)

赤の時空
2003年

発熱
2003年

ガス状の不確定性正方形
2003年(新作)

不確定性正方形
2003年(新作)

ガス状の不確定性正方形

不確定性正方形
2003年(新作)

不確定性正方形
2003年(新作)

光の上の光
2003年(新作)
倉重光則

名前にあるように、倉重は光に則した作家である。こんな親父ギャグからはいって失礼かもしれない。しかし、彼は一貫して「光」にこだわってきた。
2003年11月、横浜の神奈川県民ホールギャラリーで開催された個展は、実に見ごたえ、いやその体験はじつにしびれるものであった。展示場、そして建物の外壁にも設置された光の空間は、見る者の身体に奥深くまでしみ込んでくるオーラを持っていた。
1971年、倉重の最も初期の作品に「ベッド」がある。台の上にふとんを置き、さらに蛍光灯を横たえたものであった。ふとんの上の蛍光灯は人を思わせもしたが、光のやさしさを現わしているかのようにもとれる。以後、彼は光を素材に、光のかたちをつくってきた。時に床に、壁に、鉄の箱の中に、屋外に、また赤や白、黄といった強い色とともに、空間に光を活けるように。また構成、分割、遮断、透過といった手法を駆使して、わが国では珍しいくらいのライトアートのパイオニアとして活躍してきた。 やはり、2003年に行なわれた伊丹市立美術館の展示は、館の隣の古い酒蔵であった。そこに彼は鉄の大きなプールを作りその中にひっそりとネオンの光を入れ熟成させ、とてつもなく静かな空間を生み出していた。
倉重の作品は、その場限りのインスタレーションである。よって、私たち見る者は多くは写真で作品の有り様を追体験するしかない。そのシーンの多くは、ブルーの世界だ。最近刊行された作品集『depth of blue』、(発行・神奈川県民ホールギャラリー/ギャラリー現)を見ても、ブルーはこの作家の色であり、展示の時には隠れていたかのように紙面では発光している。このひそんでいたブルーは、人工的なハードな空間にのみ宿る聖なる光なのだろう。それは、やさしくもあるが絶対的な強さを放っている。

〜 三上豊/和光大学教授


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