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 ウェブスカイドア 未来篇
 



1979
  兵庫県尼崎市生まれ
現在
  多摩美術大学在学中

個展
2002
  【LANDSCAPELAND】 radio:on<南書山>
2002
  【Free ART Free 2002 FAF AWAD SOLO EXHIBITION】 SKYDOOR<青山>

グループ展・参加展
2000
  【SIMULATOR 模擬訓練装置】 多摩美術大学<八王子>
2001
  【Pepper's Project Exhibition Landscape III 風景の中へ】 Popper's Gallery <銀座>
2001
  【FREE ART FREE Exhibition 〜 Artlympic 2001】 SKYDOOR<青山>
2001
  【SlMULATOR2 快楽ピエロ】 多摩美術大学<八王子>
2001
  【eyesaw 11th multi-media exhibition】 ギャラリー・ルデコ<渋谷>
2002
  【第19回グラフィックアート「ひとつぼ展」】 Guardian Garden<銀座>
2002
  【フィリップモリス KK アートアワード 2002「THE FIRST MOVE」】 東京国際フォーラム<東京>
2002
  【トーキョーワンダーウォール2002】 東京都現代美術館<東京>
2002
  【FREE ART FREE 2002 Exhibition】 SKYDOOR<青山>

受賞
2001
  【Free ART Free 2001】 FAF賞(大賞)
2002
  【トーキョーワンダーウォール公募2002】大賞

フラットボールズ No.1〜20
2001

フラットボール
2001

フラットボール
2001

ビッグフラットボール
2001

スカイゲート(部分1)
2001

スカイゲート(部分2)
2001

スカイステップ
2001

橋本リング360 Ver.2
2001
鮫島大輔

鮫島大輔は、風景をテーマに作品をつくっている。しかし、それは風景画でも風景写真でもない。風景立体とでも呼べばいいのだろうか。たとえば球体の全面に風景を描いたものがある。スカイドア主催の公募展「Free ART Free 2001」に出品し、みごと大賞を獲得した作品もそのうちの一つだ。
風景立体の制作は、自分の描いた風景画を四角いフレームから解放したいという願望から生まれた。そこでまず試みたのは、人が1人入れるほどの広さの小屋を作り、内側の壁と天井に、ペイントしたパネルを貼りめぐらし、中に入った者が一つの風景に包み込まれるというものであった。そして次に思い付いたのは、その小屋の内側にいる人間と描かれた風景とを逆転させることであった。そうしてできあがったのが、球体の作品群だ。何十個もの球体が床に置かれる。観客はここでも、風景を手に取って見るという、これまでに味わったことのないような楽しい経験をすることとなる。球体に描かれているのは、日本のどこにでもあるごくありふれた光景である。実際にそれらは、鮫島が日ごろ眼にしている風景なのだ。
さらに今年の夏には、天井から吊るされたドーナツ型の作品を発表。ドーナツ型の内側にも風景が描かれており、外側に描かれた風景の「裏側」を見ているような、あるいは内側と外側の景色がメビウスの輪のように無限に繰り返されるような、不思議な感覚を体験する。
風景画や風景写真が、風景を「切り取る」作業であるとするならば、鮫島の一連の作品は、絵画であることを前提としながらも、風景を立体的に「くり抜く」作業のうえに成り立っているといえる。ボール、ドーナツ……さて次はどんな形を出現させてくれるのだろうか。

〜 池上ちかこ/美術ライター


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