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 ウェブスカイドア 未来篇
 



1977
  埼玉県生まれ
1999
  日本デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業
卒業制作最優秀賞受賞
2000
  デザインフェスタギャラリーにて個展「放出」開催
2001
  アートスペースリビーナにてグループ展「COOOP」開催
デザインフェスタギャラリーにて個展「Style」開催
「Free ART Free 2001展」(スカイドア)出展
6月〜9月にかけてインドを旅行。
目に映るもの全てに触発・刺激され、精神が解放される。
2002
  スカイドアにて個展「India Gate」開催
「Free ART Free 2002展」(スカイドア)出展、ノミネート作品選出
2003
  「T-CREATION Vol.2展」(1月29日〜2月15日開催/スカイドア)に於けるTDK株式会社の選抜作家として出展予定

このままずっと
1999

各脊髄神経の支配領域
2000

untitled 無題
2002

Dog(morbidity) 犬(病的)
2002

lingaraj リンガラージ
2002

restaurant レストラン
2002

うし
2002

無題
西谷拓磨

西谷拓磨の作品は、サイズの小さいものが多い。支持体はキャンヴァスではなく、紙である。その紙が、自分でつくった木製のパネルの上に貼られている。描かれているものはというと、犬、牛、ヤモリ。シヴァなどヒンドゥー教の神々も登場する。そうかと思うと、レシート、チケット、新聞、ビールのラベルなどがコラージュされた抽象画風のものもある。
それらのほとんどは、3か月にわたるインド旅行の途中で描いたものだ。水彩絵具、クレヨン、スケッチブックなどの画材は、すべて現地で調達。彼がインドでまず驚かされたのは、絵具の色の違いだったという。赤の色一つ取ってみても、日本で売っている赤とは微妙に異なる。紙質にしても、真っ白ではなく、無漂白でザラザラした肌合いだ。
西谷はまた、インドの画廊で現代作家の作品を見て、そのパワーに圧倒される。そこから、つくりたいものをつくっているという気持ちがストレートに伝わってきたのだ。ところで、彼が画家を目指すきっかけとなったのは、アンディ・ウォーホルの画集を見て、「ウォーホルになりたい」と思ったことだという。そこで、大好きだったブルース・リーをシルクスクリーンで描いてみたりした。でもすぐに、「ウォーホルは一人でいい」と悟る。その後もラウシェンバーグらアメリカの現代作家に影響された時期もあった。そんな彼に、頭で考えるより、自分が楽しんで描くのが一番であると教えてくれたのが、このインドの旅であった。
その土地の空気を吸い、その土地に息づくものたちを、その土地の色(絵具)を使って描くことに、至上の喜びを見い出した西谷。これからも「旅」を続けていきたいと、眼を輝かせる。

〜 池上ちかこ/美術ライター


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